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ザンベジ川の断崖から幾筋もの白い水流が滑り落ち、対岸に立ち上がる橙色の夕日と水蒸気が重なる眺め

Victoria Falls ヴィクトリアの滝

ザンビア/ジンバブエ / モシ・オ・トゥニャ国立公園 / アフリカ

Sammy Wong·Unsplash

更新:2026-07-09

アフリカ大地の裂け目に、川そのものが落ち、雷のような響きが立ち昇る。
立ち上がる白い噴霧は数百メートルの高さに達し、地上に逆さの雨を降らせている。
土地の人々はこれを古くからモシ・オ・トゥニャ、雷鳴轟く煙と呼んできた。

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日本からの行き方

ヴィクトリアの滝へ日本からの直行便はない。ドバイやドーハといった中東のハブ、あるいはエチオピア航空のアディスアベバ、南アフリカのヨハネスブルグを介して南部アフリカへ南下する。乗り継ぎを挟むため片道はおよそ二日がかりの旅路となり、滝はザンビア側のリビングストン、ジンバブエ側のビクトリアフォールズ、その双方から望める。

水量は上流の雪解けと雨を受け、三月から五月に最も豊かになり、四月あたりが頂を迎える。轟音と立ちのぼる飛沫を体感するなら五月から八月が穏やかで歩きやすく、虹もよく架かる。九月から十二月は水が引き、削られた峡谷の岩肌があらわになる。多くの旅は喜望峰やチョベのサファリと束ねて組まれる。

入場と予約

滝はジンバブエ側、ザンビア側それぞれの国立公園として入園料が要り、ゲートは両岸とも朝6時から夕6時まで開く。事前のオンライン予約制度はなく、当日ゲートで現金または対応カードで支払う。チケットは再入場不可の一回券。料金は改定されることがある。

健康と安全

ザンベジ川流域は標高が低く、通年でマラリアの感染地域とされる。渡航前の予防薬と防蚊対策を医療機関で相談しておきたい。観瀑遊歩道は飛沫で常に濡れ、岩や石畳が滑りやすい。滑り止めのある靴と雨具が要る。医療拠点は両岸の町に置かれている。

モデル日程

南部アフリカ周遊8日の一例。往路の移動に2日を取り、滝の町に連泊して両岸から観る滞在を核に、チョベとケープタウンを後半に束ねる。

  • 移動 2日
  • ヴィクトリアの滝 2日
  • チョベ・ケープタウン 3日
  • 帰路 1日

内訳

往路

1〜2日目日本 → ヨハネスブルグ → 滝の町中東などで乗り継ぎ、国内線で滝の拠点に入る。

ヴィクトリアの滝

3日目ザンビア側遊歩道から大瀑布を望み、岸際の虹を辿る。
4日目ジンバブエ側国境を越え、滝と正面から向き合う対岸を歩く。

チョベ・ケープタウン

5日目チョベ国立公園ボツワナへ渡り、川の遊覧で象の群れを眺める。
6日目ケープタウン空路で南へ飛び、テーブルマウンテンに上る。
7日目喜望峰・半島海沿いを南下し、大陸最南西端の岬を巡る。

帰路

8日目ヨハネスブルグ → 日本乗り継ぎを経て、機中泊をはさみ帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。