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平らな草地の上に四面の階段を持つ石造ピラミッドが立ち、頂に神殿を載せて晴天に向かう光景

Chichén Itzá チチェン・イッツァ

メキシコ / ユカタン州 / 北アメリカ

Raquel Moss·Unsplash

更新:2026-07-02

ユカタンの乾いた石灰岩平原に、四角い影を落として立つ石の聖都。
春と秋の夕、傾いた光が階段の縁をなぞり、蛇の影が地へ降りていく。
天文を石に刻んだマヤの祈りが、1000年を越えていまも静まり返る。

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日本からの行き方

日本からメキシコへの直行便は成田からメキシコシティへ就航する。米国の都市で乗り継ぐ経路も一般的で、いずれも片道はおよそ一日がかりの空の旅になる。ユカタン半島側の玄関口はカンクン国際空港で、メキシコシティからは国内線で約2時間半の距離にある。

遺跡へはカンクンやメリダから陸路で向かう。カンクンからは片道およそ3時間、植民都市メリダからは2時間ほどの道のりで、いずれも舗装された幹線道路が通じている。一帯は熱帯の低地で、5月から10月は雨季にあたり、午後のスコールで足元がぬかるむ日もある。

入場と予約

遺跡は通年で開場し、入場には連邦と州の2種の料金がかかる。事前のオンライン予約制度はなく、チケットは現地のゲート窓口や敷地内の自動券売機で当日購入する。開場は朝8時で閉場は16時、入場受付は15時で締め切られる。混雑期は窓口が並ぶため、朝の早い時間に入るのが確実だ。

訪問時の留意点

  • 持ち込みドローンの飛行はINAHの事前許可制で、無許可の使用は禁止される。三脚や業務用撮影機材も許可なしでは持ち込めない。

健康と安全

熱帯の低地で日射が強く、広場には日陰が少ない。長時間の歩行では脱水と熱中症に注意が要り、飲料水・帽子・日焼け止めを携える前提で動きたい。最寄りの医療機関は遺跡近郊のピステやバジャドリの町にあり、本格的な施設はメリダに揃う。

モデル日程

メキシコ周遊8日の一例。往復の移動に各2日を見込み、首都の遺跡群とユカタンの聖都を結ぶ構成。

  • 移動 2日
  • メキシコシティ周辺 2日
  • チチェン・イッツァ 1日
  • カリブ海岸滞在 1日
  • 帰路 2日

内訳

往路

1〜2日目日本 → メキシコシティ直行便または米国経由で首都へ入る。

メキシコシティ周辺

3〜4日目メキシコシティ・テオティワカン首都の旧市街と太陽のピラミッドを巡る。

チチェン・イッツァ

5日目チチェン・イッツァ国内線でユカタンへ飛び、聖都の遺跡を歩く。

カリブ海岸滞在

6日目カンクン・リビエラマヤカリブ海のリゾートで一日を過ごす。

帰路

7〜8日目カンクン → 日本経由地で乗り継ぎ、機中泊をはさんで帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。