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狭い裂け目の岩壁の奥に、薔薇色の砂岩を彫り抜いた神殿のファサードが姿を現す光景

Petra ペトラ遺跡

ヨルダン / マアーン県 / アジア

ChiemSeherin·Pixabay

更新:2026-07-08

隊商の記憶を岩肌に残す、薔薇色の砂岩に彫り抜かれた峡谷の都。
シークと呼ばれる狭い裂け目を抜けると、ファサードが朝日を浴びて立ち上がる。
ナバテア人が2000年前に遺した、岩と陽光の劇場である。

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日本からの行き方

日本からペトラへの直行便はなく、ドバイやドーハ、イスタンブール、アブダビといった中東のハブ都市で乗り継いで首都アンマンへ向かう。多くのツアーは成田や羽田を発ち、機内で一夜を過ごして翌日に現地入りする日程を組む。なお中東情勢により渡航前に外務省海外安全ホームページで最新の危険情報を必ず確認したい。

アンマンからペトラのあるワディ・ムーサへは、砂漠の高速道路を車で南下し、片道半日ほどの陸路となる。道中には荒涼とした台地が続く。穏やかな気候で岩肌が陽に映えるのは春(三〜五月)か秋(九〜十一月)で、この時期に行程を組む周遊が多い。

入場と予約

遺跡へはワディ・ムーサのビジターセンターを通って入る。入場券は窓口で当日購入できるほか、公式サイトで日付を指定して事前購入もでき、混雑期は窓口の列を避けられる。時間枠制ではない。複数の遺跡を巡るならジョーダン・パスにペトラの入場が含まれ、こちらは入国前の購入が条件となる。

公式予約サイト

健康と安全

遺跡内は日差しを遮る木陰が乏しく、夏場は気温が大きく上がる。シークから奥の修道院まで岩段や砂礫の長い徒歩が続くため、歩きやすい靴と十分な水を備え、朝の涼しい時間に歩き始めたい。最寄りの総合病院はワディ・ムーサにあり、入口から車で十数分の距離にある。

現地の設備

ビジターセンター付近に手洗いと飲み物があり、遺跡内にも売店やカフェ、食堂、ベドウィンの茶店が点在する。宿や食事はワディ・ムーサの町に揃い、入口まで歩いて行ける宿も多い。

モデル日程

ヨルダン周遊8日の一例。往復の移動に各1日、ペトラのあるワディ・ムーサに連泊し、前後に死海とワディ・ラム、ジェラシュを挟む。

  • 移動 2日
  • 死海・モザイク 1日
  • ペトラ 2日
  • ワディ・ラム・ジェラシュ 2日
  • 帰路 1日

内訳

往路

1〜2日目日本 → アンマン中東のハブ都市を経由し、機中泊をはさんで首都アンマンへ入る。

死海・モザイク

3日目死海・ネボ山・マダバ死海に浮かび、ネボ山やマダバのモザイクを巡って南下する。

ペトラ

4日目ワディ・ムーサシークを抜けてエル・ハズネへ至り、麓の町に連泊で入る。
5日目ペトラ遺跡岩段を登って奥の修道院まで歩き、遺跡を一日かけて巡る。

ワディ・ラム・ジェラシュ

6日目ワディ・ラム四駆で砂漠の奇岩を巡り、ベドウィンのテントに一泊する。
7日目ジェラシュ・アンマン北上してローマ遺跡ジェラシュを歩き、アンマンへ戻る。

帰路

8日目アンマン → 日本アンマンを発ち、中東のハブ都市で乗り継いで帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。