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白い砂丘の連なりの間に翠緑色の細長い湖がいくつも横たわり、水平線まで続く眺めを上空から望む光景

Lençóis Maranhenses National Park レンソイス・マラニャンセス国立公園

ブラジル / マラニャン州 / 南アメリカ

更新:2026-07-04

砂と水だけが続く、ブラジル北東の海辺に開けた白い砂丘の原。
雨季の終わりに窪地が満ち、砂丘のあいだへ翠の浅い湖が無数に灯る。
風の運ぶ白砂と季節の連れてくる水が、年ごと描き直す眺めである。

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日本からの行き方

日本からレンソイスへの道のりは長い。北米や中東、欧州のいずれかを経てブラジルへ渡り、サンパウロから国内線でマラニャン州のサンルイスへ向かう。空港からは陸路でおよそ4時間で玄関口のバヘリーニャスへ。片道はおよそ二日がかりの旅路となる。

砂丘の谷間に無数の青いラグーンが満ちるのは、雨季の水が残る六月から九月初旬にかけて。水量が最も豊かなのは七月から八月で、白砂とラグーンの対比が際立つ。九月以降は水位が下がり風景が痩せていくため、訪れる時期の見極めが旅の成否を分ける。

入場と予約

国立公園は通年で開かれ、入園料の徴収はなく、事前の予約制度も設けられていない。砂丘内へは認可を受けた四輪駆動車でのみ入域でき、当日にバヘリーニャスの認可事業者経由で手配する。来訪者の増加を受け、管理当局が入域数の上限を検討する段階にある。

訪問時の留意点

  • ガイド砂丘内への入域は管理当局の認可を受けた四輪駆動車・公認ガイドの同行が前提で、個人車両での自力立入は実質的に困難。

健康と安全

赤道に近い北東部の砂丘は日射が強く日陰が乏しいため、帽子・日焼け止め・十分な飲料水を備えたい。マラニャン州は黄熱の推奨接種地域とされ、出発の10日以上前に接種を済ませておく。医療や薬局は玄関口のバヘリーニャス、本格的な医療は州都サンルイスが拠点となる。

現地の設備

拠点となるバヘリーニャスには宿・飲食店・スーパー・薬局・両替や現金引き出しの設備が揃い、滞在の利便は高い。一方、砂丘内には売店も飲料水もないため、水と食料は出発前に用意しておく。認可ツアーでは日除けの傘や椅子を用意する事業者もある。

モデル日程

ブラジル周遊9日の一例。往復の移動に各2日を要し、バヘリーニャスへの連泊で砂丘の核心を組み、サンルイスの歴史地区を帰路に挟む。

  • 移動 2日
  • サンルイス着 1日
  • レンソイス 3日
  • サンルイス 1日
  • 帰路 2日

内訳

往路

1〜2日目日本 → サンパウロ北米いずれかを経由し、機中泊をはさんでサンパウロへ入る。

サンルイス着

3日目サンパウロ → バヘリーニャス国内線でサンルイスへ飛び、陸路で玄関口の村に入る。

レンソイス

4日目バヘリーニャス四輪駆動車で砂丘へ入り、青く満ちたラグーンを巡る。
5日目バヘリーニャス遊覧飛行で白砂の全景を望み、川のボートで村々を訪ねる。
6日目サント・アマロ外縁の大砂丘へ足を延ばし、人の少ない湖を歩く。

サンルイス

7日目バヘリーニャス → サンルイス陸路で州都へ戻り、世界遺産の歴史地区を歩く。

帰路

8〜9日目サンルイス → 日本サンパウロと北米を経由し、機中泊をはさんで帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。