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アンコール・ワット中央伽藍の5本の尖塔と回廊、手前の環濠の水面に建物全体が静かに映る朝の眺め

Angkor アンコール遺跡群

カンボジア / シェムリアップ州 / アジア

mrsakchai·Pixabay

更新:2026-06-22

クメール王朝が密林の只中に築いた、石造りの宗教都市。
朝靄が環濠を低く撫で、5本の尖塔が水面にもうひとつの姿を結ぶ。
600年の信仰と、それを抱き返した熱帯の時間が、いまも同じ岩の上に重なっている。

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日本からの行き方

日本からシェムリアップへの直行便は現在運航しておらず、バンコクやホーチミン、プノンペンを経由して向かう。乗り継ぎを含めても一日のうちに到着でき、空港から遺跡群の玄関口であるシェムリアップ市街へは車で1時間ほど。初めての世界遺産としても訪れやすい地だ。

訪れるなら、雨の少ない乾季にあたる十一月から二月が穏やか。とりわけ十一月から一月は朝夕に涼やかさが残り、青空と石造りの伽藍が静かに映え合う。五月から十月の雨季は午後にスコールが続き、参道や石段が滑りやすくなる。

入場と予約

遺跡群への入場には政府公式のアンコール・パスが要る。1日券・3日券・7日券があり、現地の公式チケット窓口でも当日購入できる。公式オンライン窓口で事前にQRコードを受け取っておくと、混雑する時間帯の入場がより滑らかになる。

公式予約サイト

訪問時の留意点

  • 服装祈りの場である上層部への立入には、肩と膝の隠れる服装が求められる。
  • 持ち込み遺跡公園内でのドローン飛行は、事前の書面許可がなければ認められない。
  • 撮影業務用機材を用いた商用の撮影は、当局への事前申請と許可が要る。

健康と安全

都市部でも蚊が媒介するデング熱の発生があり、長袖や虫除けで肌の露出を抑えたい。三月から五月は気温が大きく上がるため、帽子と水分補給で暑熱に備える。上層への石段は急で段差も高い。医療機関はシェムリアップ市内に揃う。

モデル日程

カンボジア5日の一例。シェムリアップに連泊し、初日と最終日を移動にあて、間の数日で遺跡群を朝夕の光に合わせて巡る。

  • 移動 1日
  • 遺跡群 2日
  • シェムリアップ 1日
  • 帰路 1日

内訳

往路

1日目日本 → シェムリアップバンコクやハノイで乗り継ぎ、夕刻に拠点の街へ入る。

遺跡群

2日目アンコールワット・トム夜明けの本殿を仰ぎ、王城跡やバイヨンを巡る。
3日目タプローム・バンテアイスレイ樹に抱かれた堂塔や郊外の彫刻群へ足を延ばす。

シェムリアップ

4日目ロリュオス遺跡・市街古い遺跡群や旧市場を歩き、夜に空港へ向かう。

帰路

5日目シェムリアップ → 日本前夜の便で近隣都市を経由し、翌朝に帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。