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青白い氷河の長い前縁が湖の手前に伸び、奥に雪を残した山並みが続く眺め

Los Glaciares National Park ロス・グラシアレス国立公園

アルゼンチン / サンタクルス州 / 南アメリカ

JDubya59·Pixabay

更新:2026-07-05

南パタゴニアの果てに、氷河が今も前へ動き続ける一帯がある。
青白い氷壁から塊が剥がれ、湖面に低く落ちて谷へ余韻を残す。
氷原と尖峰、二つの極が一つの国立公園の中に並んで横たわる。

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日本からの行き方

日本からアルゼンチンへの直行便はなく、北米(ダラス等)や中東(ドバイ)、メキシコシティを経由して首都ブエノスアイレスへ向かう。乗り継ぎを含め、片道はおよそ二日がかりの旅路となる。地球の反対側への、長い道のりだ。ブエノスアイレスからは国内線でおよそ3時間半、パタゴニア観光の玄関口エル・カラファテへ入る。

エル・カラファテの町からペリト・モレノ氷河へは、車やバスでおよそ1時間半。国立公園内の遊歩道や遊覧船から、轟音とともに崩れ落ちる蒼い氷河を望む。ベストシーズンは夏の11〜3月だが、最暖月でも冷涼で天候は変わりやすい。

入場と予約

国立公園には入園料があり、ペリト・モレノ氷河側の入口では当日に現金やカードで支払えるほか、公式サイトで事前購入もできる。混雑期は事前のオンライン購入が待ち時間の短縮に有利。氷上トレッキングや遊覧船は別途、催行会社への申込みが要る。

公式予約サイト

訪問時の留意点

  • ガイド氷河上のトレッキングは国立公園の認可を受けた事業者の公認ガイド同行が条件で、単独での氷上立入はできない。
  • 年齢氷上トレッキングには年齢条件があり、軽装版でおおむね8〜65歳、本格版は18〜50歳を目安とする。

健康と安全

夏でも氷河周辺は冷涼で強風が吹くため、防寒と雨風対策が要る。遊歩道は階段や段差が多く、氷上歩行はアイゼンを着けての不安定な足場となる。最寄りの医療拠点はエル・カラファテの町の病院で、氷河までは車で1時間半ほどの距離となる。

現地の設備

観光の拠点はエル・カラファテの町で、ホテルや飲食店、商店、銀行やATMが揃い、氷河ツアーの催行会社も集まる。氷河側の国立公園内には遊歩道と遊覧船の発着所があり、町から日帰りで氷河を訪ねる行程が一般的となる。

モデル日程

パタゴニア周遊12日の一例。往路に2日、帰路に3日を要し、ペリト・モレノ氷河を核に、エル・チャルテンとチリ側のパイネを前後に挟む。

  • 移動 2日
  • エル・カラファテへ移動 1日
  • ペリト・モレノ氷河 2日
  • エル・チャルテン 2日
  • パイネ国立公園 2日
  • 帰路 3日

内訳

往路

1〜2日目日本 → ブエノスアイレス北米またはメキシコシティを経由し、首都ブエノスアイレスへ入る。

エル・カラファテへ移動

3日目エル・カラファテ国内線で南下し、氷河観光の玄関口の町へ移る。

ペリト・モレノ氷河

4日目ペリト・モレノ氷河国立公園の遊歩道を巡り、崩落する蒼い氷壁を望む。
5日目氷河湖クルーズ遊覧船で氷河の先端へ近づき、間近から氷壁を仰ぐ。

エル・チャルテン

6〜7日目エル・チャルテンフィッツロイ山群の麓へ移り、展望ハイキングを楽しむ。

パイネ国立公園

8〜9日目パイネ国立公園国境を越えチリ側へ入り、岩峰群と氷河湖を巡る。

帰路

10〜12日目エル・カラファテ → 日本ブエノスアイレスと北米を経て、機中泊をはさみ帰国する。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。