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アンデスの稜線が層をなして遠ざかる尾根の上、雲を裾に纏った石造の市街地が広がる俯瞰

Machu Picchu マチュピチュ

ペルー / クスコ県 / 南アメリカ

Willian Justen de Vasconcellos·Unsplash

更新:2026-07-05

アンデスの尾根に石組のまま残された、雲上の小さな都。
霞が麓から立ち昇り、段々畑の縁を撫でて稜線を渡っていく。
インカが15世紀に標高2400メートルの稜へ刻んだ、石と空のあいだの場所である。

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日本からの行き方

起点はクスコ。日本からの直行便はなく、北米やメキシコシティを経由して首都リマへ入り、国内線で標高3,400メートルの古都クスコへ向かう。日本からは、およそ二日がかりの旅路となる。

クスコまたは聖なる谷から展望列車で麓のアグアス・カリエンテスへ下り、バスで尾根の遺跡へ上がる。雨季(11〜3月)は濃霧や土砂崩れで鉄道が乱れることもあり、乾季は視界が安定しやすい。

入場と予約

遺跡はペルー文化省の管理下にあり、入場には日付・時間帯・見学ルート(サーキット)を指定した事前予約が要る。入場は6時から16時まで1時間刻みの時間枠制で、1日の入場者数にも上限が設けられている。乾季や朝の枠は数か月前に売り切れることもあり、早めの確保が安全側となる。

公式予約サイト

訪問時の留意点

  • 持ち込み三脚・自撮り棒・大型のバックパック・食べ物・金属石突きの杖は持ち込めない。大きな荷物は入口のロッカーに預ける。
  • ガイド遺跡内は公認ガイドの同伴が必須で、各ルートを案内に沿って一方向に進む。再入場時は前日の同伴で省略できる場合がある。

健康と安全

クスコ3,400メートル・遺跡2,400メートルの高地で、年齢や体力にかかわらず高山病が起こりうる。クスコで1〜2日かけて高度に慣らし、水分を取りながら歩くのが前提となる。急な石段が続くため足元にも注意が要る。クスコと麓のアグアス・カリエンテスには医療機関がある。

現地の設備

麓のアグアス・カリエンテスに食事・売店・宿が揃い、飲料水や両替も手に入る。遺跡へ上がるバスもここが起点となる。標高2,000メートルほどの谷あいの小さな町だが、遺跡見学の前後を過ごす拠点として機能する。

モデル日程

ペルー周遊10日の一例。往復の移動に各2日、クスコでの高地順応とマチュピチュ村の連泊を核に、ナスカや聖なる谷を前後に挟む。

  • 移動 2日
  • ナスカ・リマ 1日
  • 高地順応 1日
  • マチュピチュ 2日
  • 聖なる谷・クスコ 2日
  • 帰路 2日

内訳

往路

1〜2日目日本 → リマ北米またはメキシコシティを経由し、首都リマへ入る。

ナスカ・リマ

3日目リマ・ナスカナスカの地上絵を遊覧飛行で巡り、リマ市内も歩く。

高地順応

4日目クスコ国内線で古都クスコへ。市内を巡りつつ高度に体を慣らす。

マチュピチュ

5日目クスコ → マチュピチュ村展望列車で麓の村へ下り、2連泊の拠点に入る。
6日目マチュピチュ遺跡バスで尾根の遺跡へ上がり、公認ガイドと見学する。

聖なる谷・クスコ

7〜8日目聖なる谷・クスコ列車でオリャンタイタンボへ戻り、塩田や周辺の町を巡る。

帰路

9〜10日目クスコ → 日本リマを経由し、機中泊をはさんで帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。