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ドロミーティの鋸歯状の岩峰群と、その麓に広がる牧草地と尖塔を持つ小村の眺め

Dolomites ドロミーティ

イタリア / トレンティーノ=アルト・アディジェ州 / ヨーロッパ

HarryJBurgess·Pixabay

更新:2026-07-02

北イタリアの空に、淡い灰の岩壁が鋸の歯のように連なっている。
足元には牧草地と教会の尖塔が広がり、上空には太古の珊瑚礁の記憶が立つ。
夕日に染まれば、岩肌は薔薇色に焼け、淡き山々と呼ばれてきた。

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日本からの行き方

日本からドロミーティへの直行便はなく、ドバイやイスタンブールなどを経由して、玄関口となる北イタリアのヴェネツィアやミラノへ入るのが一般的だ。乗り継ぎを挟むため、片道はおよそ一日がかりの旅路と考えておきたい。空港からは陸路で山あいへと分け入っていく。

山岳の拠点には、岩峰に抱かれたコルティナ・ダンペッツォや、チロル文化の薫るボルツァーノが選ばれる。緑と高山植物の最も豊かな六月から九月が歩く季節とされ、夏でも朝晩は冷え込み、季節の変わり目には初雪や紅葉に出会うこともある。

健康と安全

山岳の天候は変わりやすく、夏でも午後に雷雨が発達しやすい。標高が上がるほど気温は下がるため、重ね着と雨具で寒暖差に備え、行動は早い時間に切り上げたい。岩場や長い徒歩区間では足元への注意も要る。拠点のコルティナ・ダンペッツォには病院があり、山岳救助の体制も整っている。

現地の設備

稜線沿いには山小屋が点在し、食事やトイレ、宿泊の備えがある。麓のコルティナ・ダンペッツォやボルツァーノには宿・商店・飲食が揃い、補給や休息の拠点になる。多くの峠や山上へはロープウェイが通じ、夏季はおおむね運行するため、徒歩区間を短く組むこともできる。

モデル日程

ドロミーティ周遊10日の一例。往復の移動に各2日、コルティナ・ダンペッツォの連泊を核に展望ハイキングを重ね、ボルツァーノ方面の周遊を挟む。

  • 移動 2日
  • コルティナ 3日
  • ドロミテ街道周遊 3日
  • 帰路 2日

内訳

往路

1〜2日目日本 → ヴェネツィア → コルティナ中東を経由してヴェネツィアへ入り、陸路で山あいの拠点へ。

コルティナ

3日目トレ・チーメ三本槍の峰を巡る人気の周遊路を半日かけて歩く。
4日目ミズリーナ湖・展望台湖畔を散策し、ロープウェイで稜線の展望地へ上がる。
5日目ファルツァレーゴ峠周辺峠の高原を歩き、岩壁を仰ぐ展望コースをたどる。

ドロミテ街道周遊

6〜8日目ボルツァーノ・フネスの谷峠道を西へ移り、谷の村やチロル文化の街を巡る。

帰路

9〜10日目ミラノ → 日本山を下りて西の空港へ向かい、機中泊をはさんで帰国する。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。