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赤みを帯びた大きな砂丘が幾重にも連なり、稜線に風紋を刻みながら朝日に半分を橙、半分を影に染めて続く砂の海の眺め

Merzouga サハラ砂漠メルズーガ

モロッコ / エルグ・シェビ砂丘 / アフリカ

Carlos Leret·Unsplash

更新:2026-07-06

モロッコの南東、大砂海の縁に赤い砂丘がそびえる無音の地。
風が稜線の砂を細く流し、朝夕の光が起伏を橙と影に塗り分けていく。
隊商の踏み跡も星のめぐりも呑み込んで、砂だけが静かに横たわる。

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日本からの行き方

メルズーガはモロッコ南東部、アルジェリア国境に近い砂漠の村だ。日本からの直行便はなく、ヨーロッパや湾岸都市で乗り継いでカサブランカへ入る。さらにマラケシュやフェズへ移って砂漠を目指す。乗り継ぎを含め、片道はおよそ二日がかりの旅路になる。経由するマラケシュではジャマ・エル・フナ広場、フェズでは旧市街の散策を組み込む行程が多い。

起点都市からメルズーガへは、アトラス山脈を越える陸路で向かう。距離があるため途中で一泊を挟む行程が多い。砂丘の入口からは四輪駆動車やらくだに乗り換える。気候の面では晩秋から早春が過ごしやすく、この時期に訪れる行程が中心となる。

健康と安全

夏は日中の気温が40度を超え、強い日射と乾燥が体力を奪う。冬の夜間は氷点近くまで冷え込み、春先は砂嵐が吹くこともある。日除けと水分、防寒を備えて行動したい。医療は村の薬局で簡易な対応にとどまり、本格的な施設は約40〜50キロ先のエルフードやリッサニにある。

現地の設備

メルズーガは小さな砂漠の村で、商店や食堂、簡易な薬局がそろう。砂丘での滞在は食事や寝具を備えたキャンプで完結し、案内人が世話をする。両替やまとまった買い物は約40〜50キロ離れたエルフードやリッサニの町で済ませておくと安心だ。

モデル日程

モロッコ周遊8日の一例。往復の移動に各日を充て、フェズと砂漠を結ぶ長い陸路を軸に、メルズーガの砂丘で一泊し、帰路にアトラスの村々とマラケシュを挟む。

  • 移動 2日
  • フェズ 1日
  • サハラ砂漠 2日
  • アトラスの村 1日
  • マラケシュ 1日
  • 帰路 1日

内訳

往路

1〜2日目日本 → カサブランカヨーロッパや湾岸の都市を経由し、玄関口のカサブランカへ入る。

フェズ

3日目フェズ迷路のような旧市街を歩き、古都の手仕事と街並みを巡る。

サハラ砂漠

4日目フェズ → メルズーガ中アトラスを越える長い陸路で砂漠へ下り、砂丘に沈む夕日と星空を眺める。
5日目メルズーガ早朝にらくだで砂丘へ上がり、朝日を見てから西へ向かう。

アトラスの村

6日目ワルザザート・アイトベンハッドゥトドラ渓谷を経て、土の要塞集落アイトベンハッドゥを訪ねる。

マラケシュ

7日目マラケシュ高アトラスを越えて赤い街へ。広場や旧市街の喧噪を歩く。

帰路

8日目マラケシュ → 日本空路で都市を発ち、機中泊をはさんで帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。