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海の対岸から望むヴァレッタの街並み。蜂蜜色の石造建築が城壁の上に段々に連なり、大きな丸屋根と細い尖塔が青空へ伸びる

Valletta ヴァレッタ

マルタ / グランドハーバー / ヨーロッパ

Pho Tomass·Pexels

更新:2026-08-09

蜂蜜色の石灰岩を高く積み上げ、稜堡と城壁がぐるりと囲う城塞の街。
潮風が格子の街路を吹き抜け、金色の石肌が地中海の光を照り返す。
守りと信仰を担い、大いなる港に臨み、記憶を刻みつづける石の首府。

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日本からの行き方

日本からマルタへの直行便はない。ローマやイスタンブール、ドバイなどの主要都市で乗り継ぐのが一般的で、乗り継ぎを含めると片道はおよそ二日がかりの旅路になる。マルタ島を周遊する拠点として、首都ヴァレッタに滞在する旅行者が多い。

島の玄関口は市街の南約8キロメートルにあるマルタ国際空港で、ヴァレッタまでは車でおよそ20分と近い。マルタはシェンゲン協定圏に属する。街歩きには気候の穏やかな初夏や秋が向き、盛夏は地中海クルーズの寄港が重なって旧市街が混み合う。

入場と予約

市街は自由に歩けるが、街の白眉である聖ヨハネ准司教座聖堂は有料で、入口で拝観券を示して入る。当日券も買えるものの、日中は窓口に列ができやすく、公式サイトでの事前購入が待ち時間を抑えるうえで有利になる。開場は月曜から土曜で、日曜と祝日は閉まる。

公式予約サイト

訪問時の留意点

  • 服装宗教施設のため肩と膝の隠れる服装が求められ、大理石の床を傷めるピンヒールでは入場できない。

健康と安全

半島の尾根に築かれた市街は坂と階段が多く、大通りから海側へ下る路地には長い石段が続く。石灰岩は夏の日ざしを白く照り返し、日中は実際の気温以上に暑く感じやすい。帽子と水を備え、歩きやすい靴で朝夕に歩くと無理がない。医療機関は市内と近郊に揃う。

モデル日程

マルタ8日の一例。首都ヴァレッタに連泊し、城塞と旧市街を核に、イムディーナやゴゾ島へ足を延ばす。

  • 移動 2日
  • ヴァレッタ 2日
  • 島内周遊 2日
  • 帰路 2日

内訳

往路

1〜2日目日本 → マルタ欧州や中東の主要都市で乗り継ぎ、機中泊をはさんでマルタ島へ入る。

ヴァレッタ

3日目ヴァレッタ聖ヨハネ准司教座聖堂やアッパー・バラッカ庭園を巡り、グランドハーバーの眺めに立つ。
4日目ヴァレッタ/スリーシティーズ対岸の古い城塞都市へ渡り、船で港内をめぐる。

島内周遊

5日目イムディーナ・青の洞窟かつての都と、南岸の断崖に穿たれた海食洞を訪ねる。
6日目ゴゾ島フェリーで渡り、巨石神殿と静かな島の風景に触れる。

帰路

7〜8日目マルタ → 日本経由地で乗り継ぎ、機中泊をはさんで帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。