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朝日に照らされた黄山の花崗岩の峰々が、眼下に広がる白い雲海の上へ連なり、岩肌のあちこちに松が根を張る眺め

Mount Huangshan 黄山

中国 / 安徽省 / アジア

Bowen Chen·Unsplash

更新:2026-08-03

花崗岩の峰々が、眼下に広がる白い雲海の上へ島のように連なっている。
岩の裂け目に根を張った松が枝を伸ばし、霧が峰のあいだを絶えず渡っていく。
詩と画に写されてきた、中国の名山の原型がこの高みにある。

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日本からの行き方

日本から黄山への直行便はなく、上海や杭州を経由して向かう。上海や杭州の空港から市内の高速鉄道駅へ移り、黄山北駅までは上海虹橋からおよそ3時間、杭州東からは1時間半ほどで着く。黄山北駅からは路線バスで風景区の麓へ向かう。

麓の登山口からは、雲谷・玉屏・太平の3本のロープウェイが稜線へ通じ、乗車10分ほどで山上に出る。日本からの道のりは片道でおよそ2日がかりのため、初日は移動に充てる行程が多い。新緑の初夏から晴天の続く秋にかけて山景に恵まれやすい。

入場と予約

黄山風景区は入山券が必要で、実名による事前予約制がとられている。1日の入場枠に上限があり、繁忙期は数日前に埋まることが多い。予約は7日前から受け付け、当日の窓口購入は確実でない。天都峰など特定の峰は、別枠の予約を求められる時期がある。

訪問時の留意点

  • 持ち込み低空を飛ぶ無人機は、業務目的の許可機を除いて飛ばせない。持参する場合は麓の預かり所に預ける。

健康と安全

登山は岩を刻んだ石段が主で、崖沿いの急な上り下りが長く続く。歩きやすい靴と、体力に合わせた休憩を用意したい。標高1800m級の山上は真夏でも冷え込み、天候は急に変わる。防寒具と雨具を携えるとよい。急な傷病は山上の宿や管理所が窓口となり、麓の黄山市街に病院がある。

現地の設備

山上には複数のホテルと食事処、売店があり、日の出や雲海を待って泊まる旅程が組める。荷は歩荷が担ぎ上げる仕組みもある。水や食料は麓から運ばれるため山上では割高になり、行動用の飲み物や軽食は麓で整えておくとよい。トイレは主要な景点に設けられている。

モデル日程

黄山6日の一例。上海か杭州を玄関口に、高速鉄道で山へ入り、山上に立つ2日を核として往復の移動を両端に置く。

  • 移動 2日
  • 黄山 2日
  • 徽州の古村 1日
  • 帰路 1日

内訳

往路

1日目日本 → 上海・杭州空路で上海または杭州へ入り、経由都市に宿泊する。
2日目上海・杭州 → 黄山高速鉄道で黄山北駅へ向かい、バスで風景区の麓に入る。

黄山

3日目黄山(山上)ロープウェイで山上へ上がり、始信峰や北海、光明頂の奇松と怪石を巡り山中に泊まる。
4日目黄山(下山)早朝に雲海と日の出を待ち、玉屏楼の迎客松や西海大峡谷を経て下山する。

徽州の古村

5日目宏村・屯渓徽州の古い村 宏村や西逓、屯渓老街の町並みを歩く。

帰路

6日目黄山 → 上海・杭州 → 日本高速鉄道で経由都市へ戻り、空路で帰国の途につく。

主要旅行会社の同方面ツアーに見られる標準的な組み立ての一例。日数・順序は商品により異なる。