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イグアスの滝、増水による閉鎖の現況——アルゼンチン側「悪魔の喉笛」回廊は遊歩道を撤去して休止中

9月27日時点の最新情報

9月27日 更新

変化なしアルゼンチン側「悪魔の喉笛」回廊は休止が続いて再開の発表はなく、ブラジル側の遊歩道は開いたまま(9月27日は12時開園)で、閉鎖の拡大や人的被害も報じられていません。

  1. 9月22日 ブラジル側の休憩施設「エスパソ・タロバ」が改修工事へ

    工期は約12か月で、トイレと軽食は遊歩道をその先約150メートル進んだ仮設売店で利用できます。

    運営会社 Urbia+Cataratas・9月22日

  2. 9月26日 熱波の「大きな危険」警報

    国立気象研究所(INMET)がフォス・ド・イグアスを含むパラナ州西部に、9月26日12時〜30日18時の警報(3段階で最も高いレベル)を出しました。27日・28日の最高気温は37度の予報です。滝を歩く日は水分と日差し対策を十分にとってください。

    INMET 気象警報・9月27日確認/INMET フォス・ド・イグアスの予報

  3. — ここまでが9月27日時点 —
  4. 9月28日〜29日(予報) 暴風雨の注意報

    1時間に20〜30ミリの雨、強風、雹の可能性があります。上流でまとまった雨が降ると流量が上がり、ブラジル側の遊歩道が閉鎖されることがあります。

    INMET 気象警報・9月27日確認/Copel 流量監視ページ

9月24日時点の最新情報

9月24日 更新

変化なしアルゼンチン側「悪魔の喉笛」回廊の休止(再開日未定)とブラジル側バナネイラス歩道の一時閉鎖は続き、ブラジル側の遊歩道は9月15日の再開後も開いています。

  1. 9月21日 暴風雨が通過、公園と空港の被害はなし

    フォス・ド・イグアス空港の観測所で時速83.2キロの突風を記録し、市内の一部で雹が降りましたが、パラナ州で死者はなく、フォス・ド・イグアスで目立った損害は報告されていません。

    Rádio Cultura Foz・9月22日/Tribuna PR・9月22日

  2. 9月22日 流量が平年の約3.5倍まで下がる

    電力会社コペルの観測値をもとに、ブラジル側の遊歩道は安全に見学できる範囲と判断されています。

    Brasilturis・9月23日

  3. 9月23日 「悪魔の喉笛に人がいる」動画は誤り

    SNSで出回った動画について、国立公園局はブラジル側で撮られたものだと訂正しました。悪魔の喉笛回廊の遊歩道の撤去は8月18日に完了しています。

    Catamarca Actual・9月23日/La Nación・9月21日

  4. — ここまでが9月24日時点 —
  5. 9月27日(日)(予定) ブラジル側の公園は12時開園

    国際マラソンのコースが園内を通るためで、運営会社は事前にオンラインで時間指定の入園券を買うよう案内しています。

    運営会社 Urbia+Cataratas・9月23日

アルゼンチンとブラジルの国境にまたがるイグアスの滝では、2026年の冬から春にかけてイグアス川の増水が続いています。上流のブラジル・パラナ州で雨が重なり、エルニーニョ現象の影響で9月から10月にかけても多雨が見込まれることから、アルゼンチン側の国立公園は最大の見どころである「悪魔の喉笛(ガルガンタ・デル・ディアブロ)」回廊を8月3日から休止し、川の上に架かる遊歩道そのものを撤去しています。ブラジル側でも9月中旬に遊歩道が数日閉鎖されました。両国の公園はどちらも開いており、滝の大部分は見られます。この記事では、閉鎖されている区間と歩ける範囲、訪問前の確認先を1本に整理します。一次情報はアルゼンチン国立公園局と各運営会社の公式案内が正となります。

閉鎖・制限されている区間

イグアス川の広い水面の上を、手すり付きの金属製の遊歩道がまっすぐ奥へ伸びていく。両岸は緑の森で、空は明るい
アルゼンチン側「悪魔の喉笛」回廊の遊歩道。川の上を約1キロ歩いて滝の縁に出る構造で、いまはこの金属部が撤去され、川底のコンクリート杭だけが残っている(平常時の姿)·Leandro Kibisz / Wikimedia Commons·CC BY-SA 3.0

影響の中心は、アルゼンチン側の「悪魔の喉笛」回廊です。ブラジル側の遊歩道は、増水のたびに短期の閉鎖と再開を繰り返しています。

今回の閉鎖に関連した人的被害は、両国側とも報じられていません。閉鎖はいずれも「増水に先んじて構造物と来園者を守る」ための予防措置として、公園当局が説明しています。

いま歩ける範囲

幾筋もの滝が崖を落ちる正面に、水しぶきの中を進む遊歩道と展望台が見える。手前は白く泡立つ川面
ブラジル側の遊歩道と展望台。滝の正面に張り出す区間で、増水時はここが閉鎖の対象になる(2015年4月・平常時)·Giovanni Pinheiro / Wikimedia Commons·CC BY-SA 3.0

「悪魔の喉笛」の真上に立つ体験は当面できませんが、滝群の全景と近景はどちらの側からも見られます。増水で水量は平年の数倍に達しており、当局は、上の回廊・下の回廊からの眺めがいつになく迫力を増していると案内しています。

訪問を予定している方へ

参考情報