添乗員同行ツアーは、会社ごとの個性が最もはっきり出る形態である。催行人数の決め方、テーマの立て方、旅の組み立て——各社が公式に掲げている考え方は、並べて読むとずいぶん違う。ここでは、どんな旅をしたいかから会社へたどれるようにまとめた。形態そのものの違いから知りたいときは、旅行形態の選び方へ。
旅の像から選ぶ
会社で選ぶ
大手の安心と手頃さの両立。初めての添乗員同行ツアーの入口に。
旅物語
JTBの通販型・添乗員同行ツアーブランド- 添乗員付きツアーを中心に据える、JTBのメディア販売(通販型)ブランド
- 通信販売専用の商品で、同水準の行程を手頃な価格帯で組みやすい
- 電話相談・旅行説明会など、通販型ならではの相談窓口を持つ
新聞広告でおなじみの、手頃な王道周遊を選びたい人に。
読売旅行
読売新聞グループの旅行会社- 読売新聞の読者サービスを起源とする、メディア販売型の老舗
- 添乗員同行の海外ツアーをブランド「パレード」として展開
手頃に数を見るならトラピックス、日程のゆとりを買うならクリスタルハート。
阪急交通社
トラピックス / クリスタルハート- 新聞・会報誌を起点とするメディア販売の大手。方面とテーマの品揃えが広い
- 「充実した内容を手頃な価格で」のトラピックスから、ゆとりの上位ブランド「クリスタルハート」まで、グレードの階層が公式に整理されている
行き先よりも「何をするか」から旅を選びたい人に。ひとり参加の制度が厚い。
クラブツーリズム
テーマのある旅・会員制の大手- ハイキング・歴史・写真など「テーマのある旅」を事業の柱に掲げる
- 海外の「おひとり参加限定の旅」は参加者全員がひとり参加で、1名1室を確約
- 最上級「ロイヤル・グランステージ」ではビジネスクラス利用・厳選添乗員の企画を常設
歴史と文明を深く知る旅を、少人数の静けさで味わいたい人に。
ユーラシア旅行社
文化・教養の旅の専門会社- 参加人数は最大でも19名。2025年の海外ツアー平均は11.4名と公表
- 創業間もない頃からの方針として、コミッション目的の土産物店に立ち寄らないことを明記
- 企画・手配・添乗を自社スタッフが一貫して担当する
講座で学んでから出かける、教養の旅を求める人に。
ワールド航空サービス
知的好奇心の旅。100%添乗員同行- 「旅は100%添乗員同行」を公式に明言する
- 事前学習講座「知求アカデミー」や月刊の旅の情報誌を持つ旅づくり
- ビジネスクラス利用の企画を恒常のテーマカテゴリとして展開
ヒマラヤやシルクロードなど、踏み込んだ行き先を確かな運用で。
西遊旅行
秘境・山岳の専門会社- 多くのコースを6〜15名の少人数に限定する
- 高山病リスクの高いコースではパルスオキシメーターや携帯加圧装置を携行するなど、運用基準を公開
- 1973年の設立以来、山岳・辺境の企画を専門としてきた
このほかにも、ネパール・モンゴル文化圏を専門とする風の旅行社、シニアの体力に寄り添う旅づくりの三越伊勢丹ニッコウトラベルなど、領域に特化した会社がある。載せきれていない分は、少しずつ広げていく。
掲載の考え方 — 選ぶ価値があると考えた会社だけを、順位をつけずに載せている。価格や品質の優劣の断定はしない。記述は各社公式サイトの公開情報に基づく(確認日: 2026-06-11)。リンクには広告(PR)を含む場合があるが、提携の有無で掲載は変えていない。